なごやくざいしのブログ

名古屋で調剤薬局の薬剤師をしています。

薬剤師とVR

GWのお休みを使って、東京のVRゲームセンターに行ってきました。

 

すごかったです。

 

友達が

将来的には出勤などすべてVRで行われるのではないか。

(自宅でVRを装着すれば、そのなかはみんなが集まるオフィスになる、という考え)

というので、なるほどと思いました。

 

となると…

どうなるんだ。薬剤師はどうなるんだ。

ない想像力をもって考えてみました

 

診察はさすがにVRじゃむりか…

患者さんには病院にはしっかり行ってもらって笑

 

その後、患者さんは家に帰る、医師からあづかった処方箋データをネット等で薬剤師へ送信。

 

VRをつけた薬剤師はオフィスで飛んできた処方箋データに間違いないことをチェック。

疑義照会ももちろんネット上で迅速に。

 

同時に調剤センター(?)では、迅速に調剤中。薬剤師の許可がでたら、患者宅に発送。

 

患者宅に薬が届けば、患者は自宅VRから、薬剤師に連絡、VR上で服薬指導。(これをしないと薬の封が開かない)

 

服薬指導が終われば、薬歴を残し、業務終了。

 

 

うーーーーん。

これ、便利か?

薬剤師と外国語

今朝のニュースで観たのですが

観光客の増加により

外国人患者さんの医療機関への受診が増えている、という。

 

大事なことですね、外国語対応。

 

勤務先にも外国籍の患者さんがちょこちょこ見えるのですが、対応が大変でございます。

 

 

 

ところで

薬剤師さんは英語が話せるのか

 

 

 

いや、苦手な方が多い、、、と多います、、、。多分。

 

 

大学のカリキュラム上、他学部と比べて、なかなか留学を経験できなかったり

就職にもTOEICが必須!ということもないので

 

なかなか勉強する機会が…なかったり…。

もちろん中にはとても上手な方がいてとてもうらやましいのですが…。

 

 

わたしも初めて英語で投薬した時は

震えて、用法さえ、ジェスチャーで伝えた恥ずかしい思い出が…

 

いや、今もまだまだだけど!!

 

 

 

今後もっと、薬剤師の外国語能力の需要は高まる!と思います。

 

と、いうことで、よし!がんばる。

 

薬剤師とテレパシー

調剤薬局は、GWなどの連休前後には

いつもより死ぬほど混む

と、決まっている。

 

連休前後でなくとも

異様に混む日や時間帯

という瞬間がある。

 

ばたばたしたり、わたわたしたり、とにかくうんざりしてしまうのですが

 

薬剤師さんたちはこの瞬間にが超集中力が花咲くことも。

 

どうしてなのかわからないが、自ずと自分の役割を把握して、

 

すごい速度で調剤を終えていくのです…

 

特にそういう時はなぜかミスもしにくかったりします。

 

 

 

この状態に入ると、ほとんど会話をしなくても、他の薬剤師さんが言いたいこと、やってほしいことがわかることがなぜか分かるため

 

ほぼ無言で超連携プレーを繰り広げるわけです。

 

「病院問い合わせ必要だ、電話します!」「時間かかりそうですね、患者さんに説明しときます」「電話まだ繋がらないですー先に事務さんに連絡を」「あ、もうそれ済んでます!」「ありがとうございます!」

 

くらいは無言で目で会話できることも。

もうテレパシーなんじゃないかと思うくらい。

 

 

あれ、なんで喋らないんだろう…

喋る時間がもったいないからなのか、

喋ると口から集中力がでてくから…?

 

 

ともかく、混雑時の薬剤師さんたちはすごいよ、と。GW前最終日!頑張ります。

 

薬剤師は偉そう

薬剤師はよく健康相談を受けます。

 

というのも、お医者さんのように薬を出したり…なんてことは勝手にできないし、

 

ドラッグストアの薬剤師ならサプリメントや健康食品のおすすめをできるかもなのですが

 

調剤薬局だとそんなにそういった商品が潤ってなかったりするので(言い訳)

 

日常生活の中で変えられそうな生活指導をよくします。

 

いろんな資料をもとに勉強し、お伝えするのですが、、、

 

肝機能高ければ

「お酒はできるだけ控えた方が…」

不眠の方に

「お風呂に入って、すぐに布団に入った方が…」

血糖値で、悩んでいれば

「甘い物やフルーツは控えて…」

血圧が高ければ

「塩分を…」「自宅でもなるべく測って…」等

 

 

患者さんからしたら、分かってはいるんだけどね〜となることも。

 

 

本当に厳格に食事のカロリー計算していたり、

毎日の運動を習慣にして、頑張っていたり

血圧測定を表にまとめて見せてくれたり

尊敬するほど治療に協力的な方もいっぱいいます。

 

 

 

 

やーしかし

 

ダイエットしたい方に

「適度な運動を、出来なければまず、通勤、一駅前でおりて歩いて帰宅を」

 

うーんこう今日、患者さんに自分でお話ししたものの、自分でやろうと思うといやだなぁと思う帰宅道です。

 

生活指導てむずかしい。

 

偉そうに言って自分にはできなかったり。

 

出来てる患者さんたちを見習わなくては、ね。

ジェネリックについて

ジェネリック医薬品について

 

「安い薬使わないでね」とか

ジェネリックは効かない」とか

そういう声は前よりぐっと減った気がします。

 

それよりも

「これのジェネリックはまだ、ないんですか?」とか

「変えれるものはジェネリックにしたい」とか

そんなことを言われることもあります。

 

多分、ジェネリック医薬品に対する意識が変わってきたんだなぁと思います。

 

薬局としてはやはり、ジェネリック医薬品を推進しなくてはいけないのですが

 

いち薬剤師としていうと、身体に合う薬を使ってほしいな、と思います。

 

先発からジェネリックにして合わなかった、体調変化があった人はいるのは事実ですが

ジェネリックを先発に変えて合わなかった、体調変化があった人もいるのです。

 

ふむ。

 

ただ、医療従事者のお薬は、意外にも先発希望だったりすることもあります。

 

あれは、なんなんだ…

 

私たちが使わないと、患者さんも使いたくないんじゃないかなぁと

 

違和感を感じる今日この頃です。

それは急に恥ずかしくなる

薬局にはいろんな人がくる。

 

もちろん、医療従事者だって、病気になればやってくる。

 

大抵の場合、保険証のチェックなんかして、分かるので、説明は簡単に済ませられるのですが

 

知らずに詳しく説明して、後から医療従事者と発覚

 

なんてことがあると恥ずかしい。

 

「看護師さんに詳しく副作用説明しちゃったー!」

「薬剤師さんに詳しく飲み忘れた時の対応説明しちゃったー!」

 

とか言って。

 

こないだ初めて点鼻薬出した患者さんに

使い方説明しようと思ったら

 

 

「自社製品なんで大丈夫です」

 

 

MRさんでした…。(製薬企業の方)

それは、私よりお詳しいですよね…。

 

 

 

 

 

 

ちなみに私が風邪をひいて、

他薬局などかかる場合は、

薬剤師とバレていなければ、

 

初めての薬のように説明を聞いて

勉強させてもらってます。

 

逆をされてると思うと、恥ずかしや。

薬剤師はミスしない、と思われる

 

 

正しいお薬を正確な数渡す

 

という

初歩の初歩

とても単純なことは

実は結構当たり前じゃなかったりします。

 

私は朝来たら、本日最初の患者さんの処方箋をもってノーミス!と心でつぶやいて一日をスタートさせますが

 

常にマックスの集中力で朝から晩までいけたらいいんですけど。

 

ミスもします。

 

しかし、患者さんからしたらミスはありえないことのはず。

 

機械じゃないのでミスはしてしまうことがあります。

いや、機械であってもミスがあるかも。

AIならミスしないんでしょうか?

じゃあもう

 

明日からさて、ミスしないようにどうしたら良いのか。

焦らずに、とか、集中、とか、確認、とか、不確かなものに頼らず

 

自分なりに工夫してる人はいるんだろうか?

はーもうそこだけは、AIにやってもらいたい。