なごやくざいしのブログ

名古屋で調剤薬局の薬剤師をしています。

クリスマスを薬局で

最近更新全くしておらず…

 

大変様々な取り留めのないことが起こっているわけですが

ゆっくり、時間をかけて記録していきたいと思います。

 

さて、昨日は皆様ご存知のクリスマスだったわけですが

 

もちろんほかの職業と同じく病院薬局も通常営業でした。

 

小児科の門前ならばツリーを飾ったりとクリスマス気分も多少あるのでしょうか

当薬局では、とくにそういったあしらいはなかったので本当にただの平日と変わりませんでした。

 

クリスマスに患者さんは薬局くるの?と思うかもしれませんが

 

クリスマスというか年末の追い込みで、毎年普通の1.5倍の患者さんがみえる悲惨な状態なんですね

心もだいぶ荒んでおりました。

 

 

とある外国人の女性の患者さんが夕方にいらっしゃいました。

私が10か月ほど対応させてもらってる方です。

 

薬を渡し終わって、また来年ね、とわたしが声をかけると、その患者さんは言いにくそうに話し始めました。

 

「言わなきゃいけないことがあるの…来月イギリスに引っ越します。

 

だからここに来るのは今日が最後なんです。

 

よかったら、今までのお礼にこれもらってください。

 

今までありがとう」

 

手を見ると小さな鶴の折り紙が。

 

 

頑張って折ってくれた事と

感謝の気持ちがすごく伝わってきました。

 

私はその患者さんになにか悩みを聞いたり、特別なことをしたわけではなく

毎月アレルギーの薬を渡してただけなのですが…

 

 

 

薬剤師をやってて思うことは、

普通に対応していた、ただそれだけで

誰かに感謝されることがあるんだな、ということ。

 

 

しかし

患者さんからクリスマスプレゼントをもらうのは、人生初めてでした。

 

嬉しかった…

 

 

皆様も素敵なクリスマスを過ごせたでしょうか?