なごやくざいしのブログ

名古屋で調剤薬局の薬剤師をしています。

薬剤師の近況報告

お薬手帳のチェックをしていると

 

他薬局での手帳シールで

手帳シールに必ず印鑑を押すタイプの薬剤師がいます。

もしくは担当、常勤薬剤師の名前がシールに記載されていたり。

 

そこに

大学時代の同級生の名前の印があったり

 

そこに前の職場の先輩の名前が記されていたり

 

 

そんなこんなで

みんな元気にやってるんだなぁと

勝手に近況報告を受け取ることがあります。

 

しみじみ。

 

薬剤師と持ち物

薬剤師は基本的に白衣を着ます。

 

わたしは白衣があまり好きではありません…

 

というのも

私は白衣を着るととても肩がこるという

悲しい体質なので

 

そして、ポケットの中にちょこちょこものを入れるとほんとーに凝りがひどい…。

 

 

出来るだけ、出来るだけ、少ない持ち物でやっていけるようにしています。

これ以上は減らせないってくらい減らしてるつもりです…!

 

 

そんなこだわりの私のポケットの中身を紹介します

 

 

本当は

お薬手帳のシールを剥がした台紙でポケットがぐちゃぐちゃになってきて

掃除ついでに、中身を紹介してみようと思い立ったわけですが。

 

 

①ペン

ボールペンとサインペンが1本ずつ。

すぐにどこか行ってしまうが、絶対1本ずつときめて、大事にする。

 

②はさみ

これは大事。調剤棚にも置いてあるけどもっていた方が確実に調剤は早くなる気がする。

 

③薄型計算機

計算機も絶対あった方がいい。大きい計算機で計算するよりも小さい慣れたサイズで計算した方が断然早いからだ。

 

③印鑑

薬剤師は各所で印鑑を必要とする為、これは必須。

 

④メモ帳

自分の覚書や薬の使い方まとめなど書いたメモ帳。これは欠かせない。落としたらちょっとこんなんも覚えられないの?て思われそうで恥ずかしい。

肌身離さない。

 

漢方薬の資料

検査値の資料や小児容量の一覧表est持ち歩きたい資料はたくさんあるけど、1番今使用頻度が高いもの1つだけポケットに入れることにしている。漢方薬の資料は今1番使うのでポケットの中に。

 

⑥付箋紙

これはかなり大事。なにかメモを残さなくてはいけない時にメモを探す時間はかなりもったいない。

自分の覚書

電話対応の記録

職場の人に伝える連絡事項

患者さんにちょっと何か伝えるメモ

などなど

ということで、付箋紙を1束もちあるくとかなり便利。やっていない人がおおいので是非推奨していきたい。

 

以上

最低限の持ち物で、仕事している。

ミニマリスト薬剤師だと思う。自称。

 

薬剤師と空調

調剤薬剤師はもちろん調剤薬局に勤務します。

 

あの小さな空間に何人もの薬剤師さんと事務さんが働いているわけですが…

 

よく喧嘩になるのが空調のことです。

 

暑がりな人と寒がりな人が一緒に働くとなると

もう最悪です。

 

戦争です。

 

私は大の寒がりなのですが、暑がりな人と一緒に働くとなると

 

・夏でも長袖、長ズボン

・靴下必須

・紫色になるくちびる

・耐えきれず冷房の温度こっそりup

・冷房でかじかむ手で薬歴が打てない

・空調、再確認すると冷房がさらに下がってる

・夏でもとりあえず投薬台に足元ヒーターを設置

 

という具合になるわけです。

 

しかし暑がりさんが

長袖白衣をぐるぐるまくってバタバタ仰いで、熱を発する機械(分包機等)の前で汗だくになってるのを見ると

 

寒がりが服着て

合わせないとな…と思います…

 

 

 

 

 

ところで今の勤務先はなんとクーラーはなく、まさかの扇風機なのですが

冷房ほど部屋は冷え切らないし

 

風があるので暑がりなひとも体を冷ましやすいし、

 

いいものだなぁと

再確認する猛暑日でした。

 

真夏に対応できるか、は

不明ですが。

薬剤師と怪我

薬剤師の怪我あるあるについて考えてみた。

 

そんなに薬剤師は怪我をする仕事ではないと思うけど、調剤薬局薬剤師ならではの怪我について考えてみた。

 

 

先日、ピッキング中、薬の箱を開けようと思ったらなかなか開かず、変に力を入れたために勢いよく箱が破れて、ついでに指を切ってしまった。

 

思えば、調剤室は紙と厚紙と段ボールに、囲まれた職場なので、年に数回、紙で指を切ってしまうという怪我をする。私は。

 

 

また、最近隣の先輩は

調剤棚下の引き出しが開けっ放しだったのに気づかずに突進して(調剤棚の上の薬を取ろうとしたと思われる)足を怪我をしていた。

 

引き出しに腰をぶつける人もよく見かける。

(かなり痛い)

 

 

まあ

調剤室は狭い上にみんな急いでいるので、びっくりするくらい人にもぶつかる。

これは怪我ではないか。

 

 

あとは一包化をする際に、錠剤をヒートから出していく作業があるが

やりすぎて、親指の爪がめちゃくちゃ痛くなってなにも出来なくなることがある。

 

 

一包化でいうと、よく、あの袋詰めした薬包に油性色ペンでわかりやすく線を引くことがある。(朝食後に赤ペン、昼食後に黄色ペン〜〜など)

 

失敗すると、手にインクがつき、

赤ペンだったりすると、

 

怪我してる?!

 

となる時がある。

 

 

ざっとこんな感じで、

調剤薬局薬剤師は仕事中大怪我はなかなかしないのでご安心を。

 

薬剤師とご指名

薬剤師はときにご指名されます。

 

説明、◯◯さんがいいです。など。

 

はい、薬剤師冥利に尽きます。

 

かかりつけ薬剤師などで、もうしっかりと担当薬剤師がいる場合もあるのですが、そうじゃなくても、ふわっと指名してくれる人がいます。

 

 

先日、ある患者さんに「前担当してもらった人と話がしたい」と言われて

私がその時の投薬者だったので、再び出向きました。

 

お顔を拝見すると、たしかに長めの時間、相談に乗った記憶が蘇ってきました。

 

「あ、先日はどうも」と私が声をかけると

 

 

キョトンとした患者さん…

 

 

患者さん「前、担当してもらったメガネの方がいいんですけど…」

 

 

そういえば先月は花粉がひどくてコンタクトが入らずメガネをしていたことを思い出す。

 

私「あ、それ私ですね、今日メガネじゃないんですけど」

 

患者さん「え?あなたですか?うーーん…」

 

指名されたのにこの人じゃない感、すこし恥ずかしい。

その後、なんとも言えない空気の中5分ほどお話をして

 

私「じゃあ、お大事になさってください」

 

患者さん「あの…」

 

私「どうしました?」

 

患者さん「今度のときは、あのメガネの方に担当お願いしたいんですけどいいですか?」

 

私「…」

 

 

いや、それ、私なんですよ!!!

 

薬剤師とおやつ

調剤薬局の休憩室には

お菓子が常においてある。

 

というのは、もはや、薬局あるある。

 

誰かが旅行に行った時のおみあげや

患者さんからの差し入れや

スタッフでお金を集めて買っているお菓子などなど

 

山のようなお菓子があったりします。

 

 

日本地図できそうな(時々世界進出)ご当地おかしの山。

 

見てるだけで連休明けラッシュ 頑張れそう…

 

 

いや、できれば連休に、もどりたい。

薬剤師と禁忌

 

くすりの飲み合わせにも色々あって

 

時間をずらして飲んだらいいものとか

 

先生がOKを出せば、一緒に飲んでもいいとか。

 

そして、飲み合わせの問題で1番注意しなくてはいけないのは  併用禁忌 というお薬です。

 

もちろん、お医者さんもくすりのことを一通り勉強しているので、併用禁忌の問い合わせをする、という状況になることはそんなに多くありません。

 

そして

 

今日、併用禁忌のお薬が出てる処方があったので、これが!!あの併用禁忌!!問い合わせ、せねば!!!

 

と思い、速攻で病院に連絡

「確認しますのでお待ちください」

 

患者さんにも時間がかかること連絡

「え?待たなきゃいけないんですか?急いでるんですけど」

 

病院から折り返しの電話

「その薬なしで」

 

 

 

無事回避!

 

 

…誰にも感謝されることはありませんが笑

 

 

 

こんな日は、とてもよく頑張ったな!薬剤師やってるな自分!と褒めてあげたくなります。

 

 

という話をしたら、

先輩が共感して労ってくれました。ありがとうございます。