薬剤師とご指名
薬剤師はときにご指名されます。
説明、◯◯さんがいいです。など。
はい、薬剤師冥利に尽きます。
かかりつけ薬剤師などで、もうしっかりと担当薬剤師がいる場合もあるのですが、そうじゃなくても、ふわっと指名してくれる人がいます。
先日、ある患者さんに「前担当してもらった人と話がしたい」と言われて
私がその時の投薬者だったので、再び出向きました。
お顔を拝見すると、たしかに長めの時間、相談に乗った記憶が蘇ってきました。
「あ、先日はどうも」と私が声をかけると
キョトンとした患者さん…
患者さん「前、担当してもらったメガネの方がいいんですけど…」
そういえば先月は花粉がひどくてコンタクトが入らずメガネをしていたことを思い出す。
私「あ、それ私ですね、今日メガネじゃないんですけど」
患者さん「え?あなたですか?うーーん…」
指名されたのにこの人じゃない感、すこし恥ずかしい。
その後、なんとも言えない空気の中5分ほどお話をして
私「じゃあ、お大事になさってください」
患者さん「あの…」
私「どうしました?」
患者さん「今度のときは、あのメガネの方に担当お願いしたいんですけどいいですか?」
私「…」
いや、それ、私なんですよ!!!