なごやくざいしのブログ

名古屋で調剤薬局の薬剤師をしています。

お力になれればなんでも

調剤薬局て本当に面白いです。

私は大好きです。

 

このちょうどいい敷居、というのでしょうか。

 

入りやすい、長居してもいいような

そんな門構えだと勝手に思っています。

 

ちなみに長居して薬剤師とお話し、相談したいかたの場合ですが、薬局には多くの場合、病院が休診中のお昼に人が空くのでその時間に来てもらえると助かります。

 

 

そんな門構えのおかげか、お薬の受け取り以外に本日もいろんな人が駆け込んできます。

 

薬の飲み方がわからなくなったからもう一度説明してほしい。

いい病院を知りたい。

この健康食品について知りたい。

血圧計が壊れたので見てほしい。

バス待ち。

道に迷った。

トイレを貸して欲しい。  

休憩。

 

 

途中からコンビニみたいになってきた…

いえ、全然迷惑じゃなくて

わたしが知っている中で、薬剤師(だけでなく薬局勤務の調剤事務さんも)世話焼きの方が多く、

頼ってもらえれば出来る限りなんでもしたくなる…と思います。

 

 

わたしが最近、何度も思い出しにやにやしてしまうことがあります。

 

 

初めてスマートフォンを持ったおばあちゃんが

スマートフォンをもってやってきた話。

 

どうやら自宅の電話を通して、お友だちにスマートフォンの使い方を聞いていたが、どうも分からず、

 

(これを、想像してにやにやしてしまう)

 

薬局に持ってきて使い方を聞きにきたという。

 

対応したのは私ですが、

 

電話のかけ方と切り方を教えてあげることで喜んで帰っていかれました。

 

とくに切り方は分からなかった。

と。

 

あーよかったよかった。

 

 

 

 

薬剤師の能力はもはや関係ないですが

わたしはこの調剤薬局の街の相談役的雑務も勝手に好きです。

 

あのおばあちゃんのスマートフォンのスキルが上がって

画像の質を下げずに動画を送信したいんだけど…

とか

エクセルを入れて書類を作ってみたいんだけど…

なんて言い出さない限り

 

 

お力になれればなんでも、やってあげたくなります。

いやはや、本業も、頑張ります。